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美髪再生師のひと言 くせ毛: 2017年5月

クセ毛を生かしたカット

こんにちは。美容室フィラメントの美髪再生師 松田です。

今回も梅雨前ということなので、「クセ毛」について。

tuyu.jpg

うちのお店には、クセ毛の方が多く来られます。

ストレート(縮毛矯正)をかけずに素の髪でがんばってる方。
そして、「ストレート(縮毛矯正)を止めたくて。」
と、節なる思いで来られる方々も多いです。

ですが、ちょっとまって danger

柔軟な考え方も必要ですね。

ストレートを止めることだけが最良の選択肢ではありません。

ストレートパーマを止めるということはそれ相応にリスクもあるのです。

まずカットだけでクセ毛を収める場合flair

全ての方に万能ではなく、波打ってる方(波状毛など)や、ねじれてる方(捻転毛)などは
クセの出ている状態や髪の長さなどを見極めて施術すれば何とかなりますが、

ちじれている方(縮毛)は、カットのみで納めることは正直難しいです。
(スタイルによっては出来るケースもありますが…。)
ストレート(縮毛矯正)を施さないと髪が収まりません。crying

kuse.jpg
それと、強いストレート(縮毛矯正)が効いている場合、
そこが、ツンとなってクセの部分と馴染みにくいので、
そこはバッサリ切ってしまう必要があります。

そうすると、ストレート(縮毛矯正)が効いている箇所を切っても
スタイルとして成り立つ、髪の長さが必要になります。

必要な髪の長さがあれば、ストレートの効いている部分を
切って、あっちこっちにツンツン跳ねてた部分取り除くことが出来ます。

なので、スタイルを作る上での最低限の髪の長さがない場合は、

切ってしまわないほうがよいと私は思います。

ストレートパーマ液も、多種多様さまざまな薬剤がでています。
(これについては前回お話しましたね。)
上の理由などですぐに切られない方は、
ストレートを施術することが一番合っている方法だと思います。

傷ませないように施術すれば NO ではないのです。

うちのお店では1年に何回もストレートをすることを推奨していません。

1年 1~3回 で十分です。

面倒くさく時間も長時間かかるストレートパーマ(縮毛矯正)。
年に1回を目安に施術していくのもアリかと思います。

カットでクセ毛を生かすことが出来る方はカットで
それでは収まらない方はストレート(縮毛矯正)で、

柔軟な考え。

何事にも必要ですねsign01

ではまた。





 

ストレートパーマ(縮毛矯正)ケア編

こんにちは。美容室フィラメントの美髪再生師 松田です。

今回は前回のつづきで縮毛矯正について。

クセ毛で髪の毛が収まらない方には重要不可欠な縮毛矯正。
施術後…。

「前より髪がキレイになったnotes」や、「ツルツルで天使の輪っかができたshine
と、喜びの声も多いのですが、
前回もお伝えしたように


その髪の毛間違いなく傷んでいます。crying


巷では、傷まないストレートやパーマ、カラーなどの宣伝があちこちで見かけられますが、

100%ありえません。

100.jpg


これだけは断言できますsign03


ですが、


その髪の毛の傷みを最小限に抑えて行くことは出来ます。


フィラメントでは、ここに重点を置いてストレート(縮毛矯正)を施術させて頂いています。

具体的にはhairsalon

パーマ液を髪の毛に残さない。(残留させない。)
アイロン施術時のの温度。


等など他にもいろいろあるのですが、これらいくつかのことをきちんとしていけば
最小限のダメージで防ぐことが出来るのです。


一度施術した毛先の部分は半永久的にストレートを持続させて、
次回からは根元のみ(リタッチ)で、カバーしていく。



この施術方法がダメージを最小限に抑える考え方の肝になります。


kimo.jpg


そのためにも、最初にストレートにした部分がずっと良い状態で維持できていないといけません。
これにもやり方があるので、施術時にはいろいろご説明させて頂いております。
(面倒くさいかもしれませんが美髪のためと思いお付き合いくださいね  coldsweats01

「傷まないストレート」は存在しないので、

「傷ませないストレート」

で、嫌~な梅雨時期を乗り越えましょう。

では、また。

ストレートパーマ(縮毛矯正)について。

こんにちは美容室フィラメントの美髪再生師 松田です。

最近、良い季節になり、ほんと気持ち良い毎日が続いてますね。
髪の収まりも乾燥している今くらいが調度よいです。
ですが…。
もう1ヵ月くらいすると嫌~な梅雨がやってきます。
今月あたりから、うちのお店でも

「ストレートパーマ(縮毛矯正)」を
される方が急増します。


髪のことを考えると、しないほうが絶対に良いのですが、
クセがひどい方は、しないと収まらない状態になってしまうので
せざるおえないといった状況です。

なぜ、フィラメントでは「ストレートパーマ(縮毛矯正)」を嫌うのか?


うちのお店では出来る限りカットや、髪に優しいストレートでクセ毛対策させて頂いてますが、
クセのレベルが強い方だけはカバーしきれません。すいません。sad

ストレート剤を付け軽くコームスルー程度でOKなら、それほどのダメージではないのですが
縮毛を伸ばすためにはアイロン処理は欠かせません。
このアイロン処理によって髪の毛に致命傷を負わせてしまうのです。crying

髪の毛は、ケラチンというタンパク質からできています。


このタンパク質は熱に弱く、熱し過ぎると固まってしまいます。
生卵(タンパク質)をフライパンで熱すると目玉焼きになります。
これを想像して頂くと解り易いと思います。nama.jpg
ニュルっとしている柔らかい生卵が、熱を加えることでナイフで簡単に切れるようになります。

髪の中でも同じことが起こっていて、
健康な髪の毛は少々引っ張っても切れることはありません。
ですが、アイロン処理した髪の毛は徐々にプチプチ切れてきます。

タンパク質が熱によって固まってしまったからです。(タンパク質の熱変成)

髪の毛が耐えられる熱の温度ですが

乾燥時・・・150~210℃
濡れてる時・・・60~80℃
パーマ液によりアルカリが残留している時・・・40℃以下


ストレートアイロンを40℃で施術する美容室はありません。
(デジタルパーマなども当てはまりますが…。)

残留しているアルカリを出来る限り除去したとしても…。
100%除去できていません。

これにより髪の毛は致命的な損傷を受けるのです。

こうなってしまうとカットして傷みをとっていくしかないのですが、
素のきれいな状態に戻すのに何年かかるのか?

こういう理由から当店では、「ストレートパーマ(縮毛矯正)」をお勧めしないのです。

ですが、クセ毛で悩まれている方がたを放ってはおけません。

アルカリ除去剤やアイロンの熱温度、薬剤の選択から塗布など、細心の注意を払って
そして出来る限り、髪の毛にダメージが残らないようにさせて頂いております。

嫌~な梅雨時期を迎える前にクセ毛で悩まれてる方!
ご相談ください。flair

その方の髪の状況にあった施術を選択し、綺麗にさせて頂きます。

ではまた。






 

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