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美髪再生師のひと言

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ストレートパーマ(縮毛矯正)ケア編

こんにちは。美容室フィラメントの美髪再生師 松田です。

今回は前回のつづきで縮毛矯正について。

クセ毛で髪の毛が収まらない方には重要不可欠な縮毛矯正。
施術後…。

「前より髪がキレイになったnotes」や、「ツルツルで天使の輪っかができたshine
と、喜びの声も多いのですが、
前回もお伝えしたように


その髪の毛間違いなく傷んでいます。crying


巷では、傷まないストレートやパーマ、カラーなどの宣伝があちこちで見かけられますが、

100%ありえません。

100.jpg


これだけは断言できますsign03


ですが、


その髪の毛の傷みを最小限に抑えて行くことは出来ます。


フィラメントでは、ここに重点を置いてストレート(縮毛矯正)を施術させて頂いています。

具体的にはhairsalon

パーマ液を髪の毛に残さない。(残留させない。)
アイロン施術時のの温度。


等など他にもいろいろあるのですが、これらいくつかのことをきちんとしていけば
最小限のダメージで防ぐことが出来るのです。


一度施術した毛先の部分は半永久的にストレートを持続させて、
次回からは根元のみ(リタッチ)で、カバーしていく。



この施術方法がダメージを最小限に抑える考え方の肝になります。


kimo.jpg


そのためにも、最初にストレートにした部分がずっと良い状態で維持できていないといけません。
これにもやり方があるので、施術時にはいろいろご説明させて頂いております。
(面倒くさいかもしれませんが美髪のためと思いお付き合いくださいね  coldsweats01

「傷まないストレート」は存在しないので、

「傷ませないストレート」

で、嫌~な梅雨時期を乗り越えましょう。

では、また。

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クセ毛を生かしたカット

こんにちは。美容室フィラメントの美髪再生師 松田です。

今回も梅雨前ということなので、「クセ毛」について。

tuyu.jpg

うちのお店には、クセ毛の方が多く来られます。

ストレート(縮毛矯正)をかけずに素の髪でがんばってる方。
そして、「ストレート(縮毛矯正)を止めたくて。」
と、節なる思いで来られる方々も多いです。

ですが、ちょっとまって danger

柔軟な考え方も必要ですね。

ストレートを止めることだけが最良の選択肢ではありません。

ストレートパーマを止めるということはそれ相応にリスクもあるのです。

まずカットだけでクセ毛を収める場合flair

全ての方に万能ではなく、波打ってる方(波状毛など)や、ねじれてる方(捻転毛)などは
クセの出ている状態や髪の長さなどを見極めて施術すれば何とかなりますが、

ちじれている方(縮毛)は、カットのみで納めることは正直難しいです。
(スタイルによっては出来るケースもありますが…。)
ストレート(縮毛矯正)を施さないと髪が収まりません。crying

kuse.jpg
それと、強いストレート(縮毛矯正)が効いている場合、
そこが、ツンとなってクセの部分と馴染みにくいので、
そこはバッサリ切ってしまう必要があります。

そうすると、ストレート(縮毛矯正)が効いている箇所を切っても
スタイルとして成り立つ、髪の長さが必要になります。

必要な髪の長さがあれば、ストレートの効いている部分を
切って、あっちこっちにツンツン跳ねてた部分取り除くことが出来ます。

なので、スタイルを作る上での最低限の髪の長さがない場合は、

切ってしまわないほうがよいと私は思います。

ストレートパーマ液も、多種多様さまざまな薬剤がでています。
(これについては前回お話しましたね。)
上の理由などですぐに切られない方は、
ストレートを施術することが一番合っている方法だと思います。

傷ませないように施術すれば NO ではないのです。

うちのお店では1年に何回もストレートをすることを推奨していません。

1年 1~3回 で十分です。

面倒くさく時間も長時間かかるストレートパーマ(縮毛矯正)。
年に1回を目安に施術していくのもアリかと思います。

カットでクセ毛を生かすことが出来る方はカットで
それでは収まらない方はストレート(縮毛矯正)で、

柔軟な考え。

何事にも必要ですねsign01

ではまた。





 

ストレートパーマ(縮毛矯正)について。

こんにちは美容室フィラメントの美髪再生師 松田です。

最近、良い季節になり、ほんと気持ち良い毎日が続いてますね。
髪の収まりも乾燥している今くらいが調度よいです。
ですが…。
もう1ヵ月くらいすると嫌~な梅雨がやってきます。
今月あたりから、うちのお店でも

「ストレートパーマ(縮毛矯正)」を
される方が急増します。


髪のことを考えると、しないほうが絶対に良いのですが、
クセがひどい方は、しないと収まらない状態になってしまうので
せざるおえないといった状況です。

なぜ、フィラメントでは「ストレートパーマ(縮毛矯正)」を嫌うのか?


うちのお店では出来る限りカットや、髪に優しいストレートでクセ毛対策させて頂いてますが、
クセのレベルが強い方だけはカバーしきれません。すいません。sad

ストレート剤を付け軽くコームスルー程度でOKなら、それほどのダメージではないのですが
縮毛を伸ばすためにはアイロン処理は欠かせません。
このアイロン処理によって髪の毛に致命傷を負わせてしまうのです。crying

髪の毛は、ケラチンというタンパク質からできています。


このタンパク質は熱に弱く、熱し過ぎると固まってしまいます。
生卵(タンパク質)をフライパンで熱すると目玉焼きになります。
これを想像して頂くと解り易いと思います。nama.jpg
ニュルっとしている柔らかい生卵が、熱を加えることでナイフで簡単に切れるようになります。

髪の中でも同じことが起こっていて、
健康な髪の毛は少々引っ張っても切れることはありません。
ですが、アイロン処理した髪の毛は徐々にプチプチ切れてきます。

タンパク質が熱によって固まってしまったからです。(タンパク質の熱変成)

髪の毛が耐えられる熱の温度ですが

乾燥時・・・150~210℃
濡れてる時・・・60~80℃
パーマ液によりアルカリが残留している時・・・40℃以下


ストレートアイロンを40℃で施術する美容室はありません。
(デジタルパーマなども当てはまりますが…。)

残留しているアルカリを出来る限り除去したとしても…。
100%除去できていません。

これにより髪の毛は致命的な損傷を受けるのです。

こうなってしまうとカットして傷みをとっていくしかないのですが、
素のきれいな状態に戻すのに何年かかるのか?

こういう理由から当店では、「ストレートパーマ(縮毛矯正)」をお勧めしないのです。

ですが、クセ毛で悩まれている方がたを放ってはおけません。

アルカリ除去剤やアイロンの熱温度、薬剤の選択から塗布など、細心の注意を払って
そして出来る限り、髪の毛にダメージが残らないようにさせて頂いております。

嫌~な梅雨時期を迎える前にクセ毛で悩まれてる方!
ご相談ください。flair

その方の髪の状況にあった施術を選択し、綺麗にさせて頂きます。

ではまた。






 

髪の毛の乾燥

こんにちは。美容室フィラメントの美髪再生師 松田です。

最近、お客様から「なんかいつもより毛先が跳ねるのよ~」と、言われることがあったので
(この方に関しては髪の乾かし方で改善されました。happy01
今回はこのことについて。

梅雨時期から夏にかけては湿気が多く
髪の毛にクセがある人には最悪の季節になりますよね。

では、冬の乾燥する時期はどうでしょう?

いつもはクセがあばれて髪のお手入れが大変な方でもこの季節は
乾燥するおかげで、髪の毛は収まり易くなっていると思います。

しかし、良いことばかりではありません。

空気が乾燥している影響で、傷んでしまった毛先は
パサパサになり跳ねてしまいやすくなります


前にもお話したように、オイルなどで毛先を抑えられる間はよいのですが、
傷んでしまった髪の毛にはオイルなどの保湿剤の効果があまり得られなくなります。

そうなると最終的には、大事に伸ばしてきた髪の毛を切ってしまうしかなくなるのです。
(傷んでしまった髪の毛は再生しませんsign03

髪の毛を傷ませない方法は以前もご紹介させて頂きましたが、
フィラメントがお勧めしているいくつかの方法の中で
お客様にお願いしていることがあります。

それは・・・。


髪を重くすることです。

そして、ある程度の髪の重さに馴れて頂くことです。omo.jpg



シャギーやレイヤーが流行り、「髪は梳かいて軽くした状態が好きheart01」と
言う方が増え、重たいのは嫌いという方も多いと思います。

しかし、すきバサミやレザーなどで軽くしてしまった毛先は、
傷みやすい状態になりそして、軽くなったせいで動きやすい状態になります。
ヘアスタイルを作る過程で、軽くするということは必要なこともありますが、
収まりを良くしたいという時に、「梳く」ことは最低限にした方が良いと思っています。

以前、ダウンジャケットか羽毛布団のCMで扇風機で羽毛に風邪を当てて
舞い上がらせているシーンを見たことがあります。
この時も重い羽毛は舞い上がらず軽い羽毛だけが浮遊します。

髪の毛も同じで、軽くなった毛先はあちこちに動きやすくなります。
なのに、全体の毛量を同じだけ軽くしたり、
もとからクセが強くて跳ねやすい部分を軽くしてしまったらどうなるでしょうか?

想像付きますよね。flair

CUTの技法一つで、髪の収まりは変わります。というお話でした。

ではまた。






 

髪の毛をキレイに伸ばす方法。

こんにちは。美容室フィラメントの美髪再生師 松田です。

今回はずっと美しい髪の毛shineを維持されているお客様(T様)が、

どのように維持し続けているのか

を解説します。
ですので、前回のつづき(美容師の選ぶ良いシャンプー選び)はまた次回で!!

このT様。もう長い間うちのお店に来て頂いているのですが、
最初のころは髪のクセが気になり縮毛矯正ストレートをされておりました。
ですが、来店ごとに髪は傷んでおり、毎回毛先をそこそこ切らなければならない状態が続いていました。weep

前にも説明したように縮毛矯正はアイロン施術の時に毛髪内部のタンパク質を硬化(タンパク質変成)させ、
髪の毛の弾力を無くしてしまいます。(例えると、生卵を目玉焼きにした状態です。)
egg.jpg
つまり、髪の毛を少しの力で引っ張るとプチっと切れてしまう状態にしてしまうのです。
これが非常にヤバくて、毎日のブラッシングやシャンプーそして、ブローなどで簡単に傷むことになります。

このままではずっと負のサイクルの繰り返しです。

Kさんに面倒くさい説明をながながとさせて頂きcoldsweats01、1度縮毛矯正を止めてみることにしました。
その代わりにこのトリートメント(サプリとローブ)を続けてしていきます。

縮毛矯正をしてタンパク質変成してしまった毛先は、少しづつ切り落としていくしかないので、
美髪にしていくには忍耐と継続が必要になります。

途中、ストレートの効いている毛先と、伸びてきたクセ毛の根元部分とのミックスにより
最悪の状態が続くこともありましたが、(変で嫌なハネかたをします。)

見事、乗り越え美髪を手にすることが叶いました。flairtama.jpg(現在の状態です。軽ーくブローしただけで、この収まりです。)

後日、Kさんが「いつも髪綺麗にされてますね。」と言われて、「美髪にこだわりすぎの美容師さんにまかせとるけー。」と言って下さったそうです。

最高の褒め言葉ありがとうございます。crying


一人でも多くの方にこの美しさ&お手入れいらず を実感して頂きたいです。

次回は前回のつづき(良いシャンプーとなぜシリコンが悪いのか?について)をお話します。

ではまた。
 

クセ毛を活かしたヘアスタイル


こんにちは。美容室フィラメントの美髪再生師 松田です。

本日は台風18号typhoonの影響を皆さま懸念され、

お店はゆっくりです。(寂)

被害がないのは嬉しいですが・・・。      

ま、仕方ありませんcrying

と、いうことで今回は

「クセ毛を活かした髪型」

について。

先日、「ずっとストレートパーマをしていたが傷みがひどくて。」

というお客様がいらしゃいました。

今まではサラサラに仕上がっていたストレートが、

だんだんキレイに仕上がら無くなってきますweep

悲しいお話ですが、

歳を重ねてくると年々髪の毛の中の水分や栄養分も減少してきます。

それに加えてきて白髪も増えてきて、

白髪染め(アルカリカラー)も頻繁にするようになり、

どんどん髪の毛は乾燥してきます。

こういう状態で、ストレートパーマをかけてもキレイにかかるはずがありません。

年齢による髪の毛の長さの限界にも差があり、

だんだんと長く伸ばすことができにくくなります。

自然系のカラーをされていても、

髪の長さが長すぎると傷んでしまっていることがよくあります。

これらのことが要因になり、キレイなストレートパーマshine

が再現できなくなるのです。

では、どうしたらsign02

カットだけで作っていく

「クセ毛を活かした髪型」

に挑戦されることをお勧めしますhairsalon

もちろん、あらゆるくせ毛の方に適応は出来ませんsweat01

が、少なくとも当店では、

カットの技法・家で最低限して頂くお手入れ・必要であれば部分ストレートパーマ で、

ほとんどの方に喜んでいただいております。

まず、カットの技法については、必要以上に梳かないこと

あとはスキばさみで髪を傷ませないこと、

他にもありますが、とにかく傷ませないことです。

くせ毛は、なにもしなくても乾燥しています。

傷むことで更に乾燥させてしまうと、

もう手に負えません。

とりあえず髪をキレイに治していくことからスタートです。

お手入れについては、前回ご説明したのでそちらでご確認を。

ちゃんと乾かすこと。これが大事です。

あと、部分ストレートパーマですが、

これについては、

必要な方とそうでない方がいらっしゃいますので、

クセの状態を見てからでないと何とも言えませんが、

ここはキレイでないとやつれて見える。や老けて見える。

という風にマイナスになる箇所に施術をしていきます。
(できる限り傷ませたくないので、必要最小限です。)


クセ毛もいろいろあるので、「クセ毛を活かした髪型」にするには、

しっかり時間を取って、

普段のお手入れの仕方やブローの時間などを聞かせていただいた上で、

毛髪診断とカウンセリングをしていく必要があります。


通常のカットよりも、少しお時間を頂くことになりますが、

クセ毛で悩まれてる方は一度ご相談いただければと思いますflair

ではまた。


 

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