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美髪再生師のひと言 ホームケア: 2016年12月

トリートメント?

こんにちは。美容室フィラメントの美髪再生師 松田です。

前回は「よいシャンプー選び」について、長々とそして少々面倒くさく書かせて頂きました。coldsweats01

今回はシャンプーの後に使用する「トリートメント」についてお話しますね。

まず皆様の認識の誤解から・・・。

よ~くトリートメントのCMなどで、「治る」や「再生させる」など言っているのを聞きますよね。ですが、

一度傷んだ髪の毛は治りません。dame.jpg

そもそも髪の細胞はもとから死んでいる死滅細胞と呼ばれています)ので、蘇らせる「再生」は絶対に無理なのです。zonn.jpg

じゃあ傷んだ髪の毛はどうしたらいいの?ということになりますよね。

傷んでいる髪へ、タンパク質などの栄養分をを入れて補強しそして補修させることは可能です。

うちのお店の「サプリ&ローブ」「oggi otto」などが、まさにこれに当たります。
(詳細はそれぞれのページをご覧ください!!)

お店でトリートメントシステムをされることで、抜け落ちた栄養分を補修して髪の毛を強くすることはできます。
ですが、1~2カ月に一度で、効果があるのか?

正直効果はありません。

お店でさせて頂いたトリートメントも、残念ですが何週間も持続しません。crying
皆さんはどのくらいで美容室に行かれていますか?
1週間に1回行くことは不可能ですよね!
(*長期間持続するものには必ずシリコンなどのコート剤が入っているので気をつけましょう。)

そこで、家でのアフターケアが非常に大事になってきます。
お店でたっぷり入れた栄養分が外に逃げないよう、家でも補修するのです。hoshuu.jpg

シリコンなどが入っているコート剤で被膜を作っても後々傷みは何倍にもなり悲しい状態になります。

なので、そういうものは使わず、補修成分の入ったトリートメントをフィラメントではお勧めしています。

そのあとにオイルなどでコーティングしましょう。

ただ、健康な髪の毛は[親油性]で、油などと混ざりやすいのでオイルなどよくなじみます。
それが傷んでくると[親水性]になり水との相性は良いのですが、油とは混ざりにくくなります。

親水性になった髪の毛にオイルを付けてもすぐに乾燥してしまうのはこのせいなのです。

やはり一番よいのは「美髪」を維持することのようです。
そうすれば、シャンプーとオイルのみの簡単なヘアケアでいいのですから。

シンプルイズベストですね。

次回は、美髪目線のトリートメント&オイル選びをお話します。

ではまた。






 

シャンプー選び

こんにちは。美容室フィラメントの美髪再生師 松田です。

前々回のつづき、「シャンプー選び」についてお話します。

合成界面活性剤がなぜ良くないのかは、御理解いただけましたか?
では、次へ。

皆様が良く耳にされる (シリコン) です。sirikonn.gif

これ、何が良くないのか?

一時期よりも、シリコン入りのシャンプーは少なくなりましたが、
(シリコンが入っていないシャンプー → ノンシリコンシャンプーと言われていますね。)
まだ入っているものもあります。
そもそもシリコンが入っていることがそんなになぜ悪いのか?

それは…。

シリコンは液体のものと混ざりません。
(石油系合成界面活性剤)を入れることによって
液状のものと混ぜ合わせるのです。
シャンプーのときにもお話したように、これもまた、
いらなくなった石油系化学合成物質から作られています。
安価ですが、危険です。

シリコンそのものが良くないのではなく、
液体と混ぜ合わせるときに石油系界面活性剤を使用していること、
これが良くないのです。

次に防腐剤について。

防腐剤は、多種多様あり、ほとんどのシャンプーに入っています。
(安息香酸・パラベン等)
商品を長期間安定させるために少なからず入っています。

自然系の化粧品などで防腐剤フリーと書かれているものもありますが、
カビや、最近の発生を考えると全く入ってないのも問題があります。
出来るだけ毒性や刺激が低く配合量の少ないものを選びましょう。

防腐剤のなにが悪いのか?
入っていることで、カビ類や細菌類の増殖を抑えることが出来ますが、
それと同時にタンパク質を破壊する働きもあるのです。

人間の髪や身体はご存じの通り、タンパク質からできています。
このタンパク質を壊す成分が入っているもので、髪と頭皮のお手入れをするのは良くないですよね!


これまでのことをまとめます。

良いシャンプー選びに必要なこと。

hakse.jpg

1、界面活性剤は、アミノ酸系のものを選ぶ。
(ココイルグルタミン酸TEA、ココイルアラニンTEA、ラウラミノプロビオン酸Naなど)

2、シリコンの入っていないものを選ぶ。    
(ジメチコン、コポリマー、アモジメチコン、など)

3、防腐剤の刺激が弱いもので、配合量が少量のもの。
(フェノキシエタノールなどの毒性の低いもの。)

何度も申しますが!

実際に使用してみて、シャンプー後にしっとりと仕上がるシャンプーはいけません。
何らかの被膜でコーティングされている恐れがあります。
洗った後、キュッキュとして少しきしみが出ているくらいのシャンプーを選びましょう。

このきしみが出ているままだと引っ掛かったり、髪の痛みの原因になります。
そこで、トリートメントが必要になるわけですね。

次回は良いトリートメント選びについてお話します。

ではまた。


 

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