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HOME > 美髪再生師のひと言 > アーカイブ > 頭皮トラブル: 2016年11月
美髪再生師のひと言 頭皮トラブル: 2016年11月
おすすめのシャンプー
こんにちは。美容室フィラメントの美髪再生師 松田です。
今回は前回のつづきで、「美容師さんお勧めのシャンプー」です。
ドラッグストアーなどで陳列されている膨大なシャンプー達。
「こんなにたくさんの中から一体どれを選べば良いの!」
と途方に暮れている方も多いと思います。
では、皆さんがシャンプーを選ばれる時、なにに重きを置かれていますか?
「価格」、「香り」、「しっとり感」 などなどいろいろあるとおもいますが、
これらの理由で選んでいるととても危険です!
なぜ?危険なのかこれからご説明しますね。(少し難しいお話になりますが…。)
まず、シャンプーの良しあしを決める最重要事項は「洗浄成分」なのです。
前回もお話しましたが、市販のシャンプー剤に使われている界面活性剤は
ラウレス硫酸ナトリウム・ラウリル硫酸ナトリウム・パレス硫酸ナトリウムなどの硫酸系や、
オレフィンスルホン酸などのスルホン酸系などが多く使われています。
なぜこれらの界面活性剤が多く使われているのか?
理由は「タダ同然に安価」なことと、「泡立ちが良い」からです。
まず、硫酸系の界面活性剤は、石油を原料に作らるれているものですが、
プラスティックなどの石油を利用して加工され作られたものからでる
残った使い道のないものを企業が安く買い取り、
界面活性剤として利用します。なので安く提供できるのです。
「安くて、汚れを落としてくれるのなら良いのでは?」
それが良くないのです。
洗浄力があるのは良いことですが、[脱脂力]が強すぎることと、[タンパク質変成]をしてしまうことが良くないのです。
[脱脂力]の強い成分は、頭皮の保湿成分セラミドなどを溶かして洗い流してしまいます。
保湿成分が洗い流されると、頭皮が健康な状態を保てなくなり、細毛や抜け毛などの異常をきたすことも考えられます。
[タンパク質変成]は、頭皮細胞のタンパク質を少しづつ壊していきます。この影響が進むと
慢性的な肌荒れやニキビ、抜け毛の原因になります。
強いタンパク質変成をもつ成分は、皮膚から体内に吸収されてしまうことがあるのも大きな問題です。
(妊婦さんの羊水からシャンプーの匂いがしたというのもこれらが原因です。)
もう一方の、スルホン系のシャンプーは[植物由来]や、[無添加]を謳っていることが多いですが、
洗濯用、住居用洗剤として良く使われており、硫酸系と同じく脱脂力強・タンパク質変成作用あり
など問題点が多く、魚毒性も強いことがわかっています。
(海に流した場合、魚介類に悪影響を与えるものです。)
これらの話を聞いただけでも石油系合成界面活性剤が危険なことは、分かって頂けたと思います。
あと、シリコン配合は良くないということは、ノンシリコンシャンプーブームで、皆様ご存じだと思いますが、
なぜ、シリコンが悪いのか?
次回はこちらのお話と、お勧めのシャンプーのまとめをしたいと思います。
では、また。
今回は前回のつづきで、「美容師さんお勧めのシャンプー」です。
ドラッグストアーなどで陳列されている膨大なシャンプー達。
「こんなにたくさんの中から一体どれを選べば良いの!」
と途方に暮れている方も多いと思います。
では、皆さんがシャンプーを選ばれる時、なにに重きを置かれていますか?
「価格」、「香り」、「しっとり感」 などなどいろいろあるとおもいますが、
これらの理由で選んでいるととても危険です!
なぜ?危険なのかこれからご説明しますね。(少し難しいお話になりますが…。)
まず、シャンプーの良しあしを決める最重要事項は「洗浄成分」なのです。
前回もお話しましたが、市販のシャンプー剤に使われている界面活性剤は
ラウレス硫酸ナトリウム・ラウリル硫酸ナトリウム・パレス硫酸ナトリウムなどの硫酸系や、
オレフィンスルホン酸などのスルホン酸系などが多く使われています。
なぜこれらの界面活性剤が多く使われているのか?
理由は「タダ同然に安価」なことと、「泡立ちが良い」からです。
まず、硫酸系の界面活性剤は、石油を原料に作らるれているものですが、
プラスティックなどの石油を利用して加工され作られたものからでる
残った使い道のないものを企業が安く買い取り、
界面活性剤として利用します。なので安く提供できるのです。
「安くて、汚れを落としてくれるのなら良いのでは?」
それが良くないのです。
洗浄力があるのは良いことですが、[脱脂力]が強すぎることと、[タンパク質変成]をしてしまうことが良くないのです。
[脱脂力]の強い成分は、頭皮の保湿成分セラミドなどを溶かして洗い流してしまいます。
保湿成分が洗い流されると、頭皮が健康な状態を保てなくなり、細毛や抜け毛などの異常をきたすことも考えられます。
[タンパク質変成]は、頭皮細胞のタンパク質を少しづつ壊していきます。この影響が進むと
慢性的な肌荒れやニキビ、抜け毛の原因になります。
強いタンパク質変成をもつ成分は、皮膚から体内に吸収されてしまうことがあるのも大きな問題です。
(妊婦さんの羊水からシャンプーの匂いがしたというのもこれらが原因です。)
もう一方の、スルホン系のシャンプーは[植物由来]や、[無添加]を謳っていることが多いですが、
洗濯用、住居用洗剤として良く使われており、硫酸系と同じく脱脂力強・タンパク質変成作用あり
など問題点が多く、魚毒性も強いことがわかっています。
(海に流した場合、魚介類に悪影響を与えるものです。)
これらの話を聞いただけでも石油系合成界面活性剤が危険なことは、分かって頂けたと思います。
あと、シリコン配合は良くないということは、ノンシリコンシャンプーブームで、皆様ご存じだと思いますが、
なぜ、シリコンが悪いのか?
次回はこちらのお話と、お勧めのシャンプーのまとめをしたいと思います。
では、また。
(filament) 2016年11月21日 16:03
頭皮のトラブルについて
こんにちは。美容室フィラメントの美髪再生師 松田です。
ちょっと前までは暑いくらいでしたが、
ここ最近急に秋めいて寒くなってきました。
気温が下がってくると、髪の毛も乾燥して静電気や毛先のもつれなどで、
どんどん傷んでいきます。
髪の毛の乾燥も大変なことですが、
そちらは次回に置いといて、
今回は 頭皮の乾燥 についてお話します。
最近お客様から
「頭がかゆいのですがなんで?」や、
「どうしたらよいでしょう?」
などの頭皮のトラブルによる質問をよくされます。
秋から冬にかけての季節の変わり目になると非常に多い悩みのひとつですね。
まず、頭皮にとって快適な湿度を維持することです。
頭皮の快適湿度は60~65%なので、
この湿度を維持できる環境を作ることが大事です。
お部屋にいるときは、
バケツに水を張りタオルを浸して垂らしておくや、洗濯物を室内干しする。
(私がしている対処法ですが…。)
などで、一定の湿度管理を心がけましょうね!
あとは、シャンプーの仕方です。
シャンプーの前にブラッシングをして不純物などを除去し、
頭皮を刺激してあげることはとても良いことですが、
ブラッシングをしすぎると頭皮の角質層が傷み、
ふけの原因になります。
軽めにマッサージをする感じのブラッシングをこころがけましょうね。
あと、寒いからといって、お湯の温度を高くし過ぎないことです。
高温のお湯は、必要な皮脂まで流してしまいます。
40度以下の少しぬるめのお湯でしっかり流しましょう。
それと、いつもおうちで使用している
シャンプー
これ実はすごく重要です。
シャンプーの成分(特に界面活性剤)で、
頭皮の皮脂を落とすパワーが全く違います。
シャンプー選びは実はすごく大事で、これによって、
かゆみを軽減させることもよくあるのです。
しかし…。
ドラッグストアーなどでも、選びきれないくらいのシャンプーが陳列されていて、
どれを買ったら良いのか迷いますよね。
香りで選ぶ人、髪質(しっとり&さっぱり)で選ぶ人など・・・
いろいろだと思います。
が、美髪再生師から一言
「シャンプーは頭皮をさっぱり洗うもの。」なのです。
「えー。さっぱり洗うとさらに頭皮が乾燥するんじゃなーい。」
と思われる方もいらっしゃいますよね。
私は皮脂を100%流してしまうような
ストロンガーなシャンプーが良いと言っているのではありません。
(~硫酸ナトリウムなどがはいっているような。)
洗髪後に髪がしっとりしているシャンプーが、駄目だといっているのです。
おうちで、お皿を洗った後、お皿がぬるぬるしていたらどうでしょう。気持ち悪いですよね。
やっぱりキュッキュと音がでるくらい綺麗さっぱり汚れを落としたいものです。
シャンプーも頭皮の脂汚れを落とすもの。
さっぱり洗えるものを選びましょう
そして、きしみがでた髪の毛は、
洗髪後にツバキ油やひまし油などの天然油を付けてしっとり仕上げればよいのです。
頭皮のかゆみについては、
その他にも紫外線の影響によるものなどありますが、
とりあえず「湿度」と、「シャンプーの仕方」をお試し頂ければと思います。
次回はさらに詳しく、なぜシャンプー選びが大事なのかを、
シャンプーの内容成分(界面活性剤など)の説明などをふまえてお話します。
今回もお付き合い頂きありがとうございました。
ではまた次回。
ちょっと前までは暑いくらいでしたが、
ここ最近急に秋めいて寒くなってきました。
気温が下がってくると、髪の毛も乾燥して静電気や毛先のもつれなどで、
どんどん傷んでいきます。
髪の毛の乾燥も大変なことですが、
そちらは次回に置いといて、
今回は 頭皮の乾燥 についてお話します。
最近お客様から
「頭がかゆいのですがなんで?」や、
「どうしたらよいでしょう?」
などの頭皮のトラブルによる質問をよくされます。
秋から冬にかけての季節の変わり目になると非常に多い悩みのひとつですね。
まず、頭皮にとって快適な湿度を維持することです。
頭皮の快適湿度は60~65%なので、
この湿度を維持できる環境を作ることが大事です。
お部屋にいるときは、
バケツに水を張りタオルを浸して垂らしておくや、洗濯物を室内干しする。
(私がしている対処法ですが…。)
などで、一定の湿度管理を心がけましょうね!
あとは、シャンプーの仕方です。
シャンプーの前にブラッシングをして不純物などを除去し、
頭皮を刺激してあげることはとても良いことですが、
ブラッシングをしすぎると頭皮の角質層が傷み、
ふけの原因になります。
軽めにマッサージをする感じのブラッシングをこころがけましょうね。
あと、寒いからといって、お湯の温度を高くし過ぎないことです。
高温のお湯は、必要な皮脂まで流してしまいます。
40度以下の少しぬるめのお湯でしっかり流しましょう。
それと、いつもおうちで使用している
シャンプー
これ実はすごく重要です。
シャンプーの成分(特に界面活性剤)で、
頭皮の皮脂を落とすパワーが全く違います。
シャンプー選びは実はすごく大事で、これによって、
かゆみを軽減させることもよくあるのです。
しかし…。
ドラッグストアーなどでも、選びきれないくらいのシャンプーが陳列されていて、
どれを買ったら良いのか迷いますよね。
香りで選ぶ人、髪質(しっとり&さっぱり)で選ぶ人など・・・
いろいろだと思います。
が、美髪再生師から一言
「シャンプーは頭皮をさっぱり洗うもの。」なのです。
「えー。さっぱり洗うとさらに頭皮が乾燥するんじゃなーい。」
と思われる方もいらっしゃいますよね。
私は皮脂を100%流してしまうような
ストロンガーなシャンプーが良いと言っているのではありません。
(~硫酸ナトリウムなどがはいっているような。)
洗髪後に髪がしっとりしているシャンプーが、駄目だといっているのです。
おうちで、お皿を洗った後、お皿がぬるぬるしていたらどうでしょう。気持ち悪いですよね。
やっぱりキュッキュと音がでるくらい綺麗さっぱり汚れを落としたいものです。
シャンプーも頭皮の脂汚れを落とすもの。
さっぱり洗えるものを選びましょう
そして、きしみがでた髪の毛は、
洗髪後にツバキ油やひまし油などの天然油を付けてしっとり仕上げればよいのです。
頭皮のかゆみについては、
その他にも紫外線の影響によるものなどありますが、
とりあえず「湿度」と、「シャンプーの仕方」をお試し頂ければと思います。
次回はさらに詳しく、なぜシャンプー選びが大事なのかを、
シャンプーの内容成分(界面活性剤など)の説明などをふまえてお話します。
今回もお付き合い頂きありがとうございました。
ではまた次回。
(filament) 2016年11月14日 20:44
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