こんにちは。美容室フィラメントの美髪再生師 松田です。
今日は日頃、お客様皆様の髪の毛を
キレイにさせて頂く為に必須アイテムの
「ハサミについて」
僕が普段使いしているハサミは5本です。
その中でも主力メンバーは3本で
これらをわかりやすくカープで例えるならば、
写真手前のハサミが
4番 「鈴木誠也」 です。
このハサミ。
全てオーダーで作って頂き、
ハサミを持った時の握りから切るときのクセまで
細かく測ってもらい作っていただいた
完全オーダーメイド製のすごいやつなのです。
なので、このハサミで髪の毛を切っても
ほとんど疲れることがありません。
切れ味もかなり良いのでストレスフリーで
ザクザク、カットしていけます。
(たまに短く切り過ぎることもありますが…。
)
まさに
大黒柱的存在です。
それゆえ、このハサミを研ぎに出すときは
大事(オオゴト)です。
研ぎに出すと、2~3週間は帰ってきません。
大黒柱不在がいかに不便か…。
鈴木誠也がケガで戦列離脱するに等しいのです。
こういう時、代わりになるのが
1番奥のハサミです。
これもカープで例えるなら、
「西川龍馬」です。
オーダーメイド製の物に比べると
少し手に持った時の馴染み具合は劣りますが、
何本もハサミを試してみて
1番近いものをようやく見つけました。
それがこのハサミです。
表面はプラチナ色にコーティングしてあり
見た目にも前者よりオシャレです。
しかし、これはずっと使ってると少し疲れてきます。
ほとんど同じ形で、長さ、重さも一緒なのに
不思議ですよね。
なので、誠也が帰ってきたらそればかり使ってしまいます。
龍馬ごめんなさい。
そして、真ん中の
刃先が反っているハサミですが、
これは、
「菊池涼介」ですかね。(無理やり
)
これは動きなどニュアンスを出したいときに使います。
基本的に僕は
スキバサミ(セニング)は使いません
なので、少し髪の毛を動かしたいときにはこれが必要なんですね。
最初の2本に比べると使用度は少ないハサミですが、
欠かすことのできない1本ですね。
このようにハサミも1本づつ
それぞれに個性があり
使い方も違うんですね~。
めーいっぱい働いてくれている
ハサミたち。
いつも営業後には
「お疲れ様」の気持ちを込めて
セーム皮(鹿皮)で綺麗に拭いて
収めています。
今度カットをしてる時に
「誠也・龍馬・涼介」を、
注意深く見てみて下さいね。
ではまた。